
沖縄のお土産といえば、かりゆしウェアを思い浮かべる人も多いでしょう。でも本州ではあまりなじみのないかりゆしウェアは、選び方が難しいのが欠点。でも選ぶ時のポイントさえわかれば意外とハードルは低いのです。
シニアにおすすめのかりゆしウェアの選び方のポイント
「カラフルなカラーと大胆な柄」というイメージが強いかりゆしウェアですが、実はシックなデザインの柄もたくさんあります。特に沖縄独特の織物を使ったかりゆしウェアは「ワンランク上の上質なかりゆしウェア」と位置付けられるため、シニアにおすすめです。
沖縄の伝統的な模様をあしらったかりゆしウェアは狙い目
沖縄の伝統的な織物の模様の一つに「ミンサー織り」があります。ミンサー織りの歴史は古く、17~18世紀頃には中国との貿易品の中にミンサー織りが含まれていたという記録も残っています。
ミンサー織りの模様は、4つの四角形と5つの四角形を組み合わせて作られるのが特徴です。チェック柄とは違い味のある沖縄のミンサー織りは、シーンを選ばず身に付けることが出来るのがシニアにおすすめです。
ちなみにミンサー織りの小物も数多くありますので、ウェアとセットで購入すると一気に沖縄らしい雰囲気になりますよ。
女友達でおそろいのかりゆしウェアを選ぶ時のポイント
仲良しの女友達とおそろいでかりゆしウェアを選ぶのなら、ワンピースタイプのかりゆしウェアがおすすめ!大柄のハイビスカスが全体的にちりばめられたワンピースなら、沖縄の真っ青な空に負けない明るい印象になります。
逆にウエストラインを境目に上下でデザインの異なるワンピースを選べば、大人の落ち着いた雰囲気になります。最近では県内でもかりゆしウェアのワンピースでリゾート結婚式に参列する人も増えたため、デザインや柄も豊富に揃っています。
ちなみにあえておそろいのかりゆしウェアを選ぶ時のポイントを挙げるとすれば、「統一感」でしょうね。全く同じデザインを着るのも楽しいですが、デザインを合わせてカラーだけ変えるのもおすすめ!これなら一緒に並んだ時の印象が爽やかに見えてステキです。
カジュアルな着こなしがしたい男性の選び方のポイント
カジュアルにかりゆしウェアを着こなす場合は、パンツは無地のハーフパンツを選ぶと爽やかな印象になります。手持ちのハーフパンツの色とかりゆしウェアの柄の色を合わせると、大胆な柄であっても爽やかに着こなせます。逆にベースのカラーを個性的なものにするならば、白のロングパンツを合わせるとオシャレです。
ビンテージジーンズに合わせた着こなしがしたいのであれば、ベースカラーをホワイトにしてピンポイントに柄が入っているかりゆしウェアにするのがおすすめ。これならカジュアルにもオフィスにも使えるので、2着目のかりゆしウェア選びにもおすすめです。
フォーマルシーンにピッタリの選び方のポイント
フォーマルシーンにかりゆしウェアを選ぶ時のポイントは2つあります。1つは「襟のデザイン」、もう1つは「袖の長さ」です。
襟のデザイン
かりゆしウェアは「沖縄風アロハシャツ」と呼ばれることも多いため、どうしても襟元がV字にカットされているデザインをイメージしやすいと思います。でもかりゆしウェアの襟のデザインは様々なものがあります。
フォーマルシーンでは肌の露出にも注意したいところですので、襟のデザインも出来るだけ肌の露出が少ないカットのものを選ぶのがポイントです。また襟の硬さがしっかりとしたものを選ぶと、フォーマル感がさらに出てきます。
袖の長さ
アロハシャツというと半袖シャツのイメージがありますが、沖縄のかりゆしウェアは地元では正装として認められていますので袖の長さも様々なタイプのものがあります。
長袖のかりゆしウェアもありますが、せっかくのかりゆしウェアですから少しでも涼しげな印象に仕上げるのも一つのポイント!そこでおすすめしたいのが七分袖のかりゆしウェアです。
七分袖のかりゆしウェアは地元でもワンランク上の着こなしとして認識されるため、フォーマル感がグッと上がります。年齢問わず着こなしやすいというのも、七分袖の魅力といえます。
かりゆしウェア選びのコツは「シーン」を意識すること!
沖縄風アロハシャツという表現をされるとコーディネートしにくいと思ってしまいますが、最近のかりゆしウェアはカラーもデザインも様々なものがあります。ですから「どんなシーンで着るか?」ということをイメージしていけば、自分に合ったかりゆしウェアを見つけることが出来ます。
大切な人へのお土産としても良いですが、自分へのご褒美お土産としてもピッタリのかりゆしウェア。最高の沖縄旅行のお土産に、思い切ってかりゆしウェアショップを覗いてみてはいかがですか?