
沖縄への修学旅行では、必ず国際通り散策が日程に入っています。たくさんの土産物品店や飲食店が立ち並ぶ国際通りは、修学旅行生だから得をすることが多いのです。そこで修学旅行生が得をする裏技を紹介します。
国際通りの飲食店ではほとんど「修学旅行生サービス」がある

国際通りにはたくさんの飲食店があります。
学校によっては「夕食は自由行動を兼ねて国際通りでどうぞ!」なんてところもよくあります。でも国際通りの飲食店は、「客=観光客」なわけですから、飲食店選びに慎重にならないと土産代にとっておいたお小遣いがピンチになってしまいます。
でも意外と知られていないのが、「国際通りの飲食店では学割サービスや学生メニューがある店が多い」ということなんです。
例えば、ステーキハウスを例にしてみましょうか?高校生の男子なら、夕食は肉をガッツリ食べたいと思いますよね?でも「ステーキは高い!」と諦めていませんか?その考えは、絶対損です!
実は沖縄は安くてボリュームのあるステーキハウスがたくさんあります。もちろんコース料理しかない老舗ステーキ店だと学割は厳しいですが、国際通り沿いには1000円代でボリュームたっぷりのステーキが食べられるうえに、ライスやサラダ、スープが食べ放題というお店もあります。
ただしこんなサービスをしているお店は、国際通りのメインストリートからちょっとだけ外れた場所にあります。それでも徒歩2~3分以内の場所です。
もちろん「沖縄料理が食べてみたい!」という学生もいるはずです。そのため国際通りにある沖縄料理の店では、修学旅行生用に1000円台で食べられる修学旅行生用特別メニューを準備しています。
しかもうれしいことに、学生だとちょっと苦手なモズクの酢の物や豚の耳の皮を使ったミミガーという郷土料理の代わりに、大盛りの沖縄そばがついていたり沖縄風豚の角煮「ラフテー」がついていたりします。しかもデザート付きというところも多いんです!
1000円以下でお腹いっぱい食べたいなら食堂に行け!
国際通りの飲食店の多くが「修学旅行生割引」があるのは嬉しいですが、お小遣いのことを考えたら夕食は1000円以内でお腹いっぱい食べたいと思うはずです。そんな時は、沖縄の食堂に行けば1000円以下でお腹いっぱい食べることが出来ます。
基本的に沖縄の食堂は「デカ盛り」が定番です。ゴハンが大盛りなのはもちろんですが、おかずもお皿からはみ出しそうなくらいドカーンと盛り付けられています。
さらに食堂のおばちゃんの気分次第では、「これ食べなさい!」と頼んでもいない沖縄料理が勝手にサービスになることもあります。食堂選び次第ですが、これも沖縄の食堂の魅力の1つです。
ワンコインでおつりがくる沖縄そば屋もある

国際通りにある沖縄そば屋だと、どのメニューも800円が相場です。
でも地元客が多く足を運ぶ国際通り沿いのそば屋や公設市場周辺の路地にあるそば屋なら、ワンコインでお釣りがくる店もたくさんあります。その中でも特に有名なのが、「田舎」という沖縄そば屋です。
沖縄そばは、トッピングによってメニュー名も値段も変わります。一番シンプルな沖縄そばだと、麺の上に沖縄かまぼことネギと紅ショウガだけというものです。
これはこれで美味いのですが、せっかくなら沖縄そばでおすすめランキングによく出て来る「ソーキそば」が食べてみたいと思いませんか?
そんな時こそ「田舎」はおすすめです。
なんと「田舎」では、ソーキそばが390円で食べられます。もちろん普通サイズで430円です。ちなみにこの値段は、数年前に値上げした後の値段です。以前は同じ内容のソーキそばが430円で食べられました。
そんな格安ソーキそばが食べられる「田舎」は、ちょっとわかりにくい場所にあります。でも地元の人の間でも有名な店なので、牧志公設市場周辺で地元の人に場所を聞けばすぐに教えてくれます。
グループの人数が多いほど土産物品店では値引き交渉に応じてくれる
国際通りでの自由行動で一番の楽しみといえば、やっぱりお土産選びですよね?
何しろ国際通りの両サイドにズラリと土産物品店が並んでいますから、「何を買う?」よりも「どこで買う?」で悩むはずです。
でも「とりあえずここで買っておくか?」って感じでお土産品店を選んでしまうと、買った後に「別の土産物品店の方が安く売られていた」なんてこともよくあります。ちなみに国際通りの土産物品店では、「修学旅行生だから特別にサービスしてあげるよ!」という土産物品店が多いこと、知ってます?
もしも知らないで提示されている値段通りに購入すると、絶対に損をします。
とにかく土産物品店では、「何かサービスしてくれない?」といってみるのがお得になる裏技です。でもこの記事を読んでいるみんなの中には「友達がいる前で値切るのはちょっと…」という人もいるはずです。
そんな時は、グループの人数を出来るだけ増やしてみてください。
何しろ国際通りは土産物品店だらけです。土産物品店で扱っている商品は、ほとんどの店が同じです。ですから土産物品店側としては、「サービスしてでもほかの店で泣く自分のお店で買ってもらえればいい」というのが本音です。
だからこそお菓子など定番の沖縄土産を買う場合は、出来るだけ1グループの人数を多くして店に行くのが得をするための裏技です。
しかも1人では恥ずかしくてもみんなが一緒なら、値引き交渉も恥ずかしくありません!みんなが一緒にまとめ買いすれば、その分値引きやサービスがついてくるはずです。
御菓子御殿やドン・キホーテでは値引きは通用しない
沖縄でお菓子の定番土産といえば、紅芋タルトがあります。紅いもタルトを作っているメーカーは何社かありますが、老舗はポルシェと呼ばれるお菓子メーカーです。
国際通りには「御菓子御殿」がポルシェの直営店となるのですが、さすがにここでは修学旅行生だからといって値引きしてくれることはありません。
さらに国際通りにあるドン・キホーテ国際通り店でも、「学生だから」という理由で割引をしてくれることはありません。
もちろん量販店なのでかなり安く土産物を購入することはできますが、まとめ買いをしても送料が無料にならなかったり普通のスーパーのレジ袋を使っているなど国際通りでお土産を買う楽しみはほぼ感じられません。
国際通りで修学旅行生がお得になるためのポイントまとめ
国際通りで「修学旅行生だから」という理由で得をするためのポイントは、2つです。
1つは「国際通りの飲食店では学生用のメニューがあるからお得」ということです。
もう1つは「お菓子のお土産を買う時は、店員が積極的に声をかけてくれる店で買った方が絶対にお得」ということです。
この2つさえ覚えておけば、お小遣いの範囲内で思いっきり国際通り散策を楽しむことが出来ますよ!